おすすめの本を紹介します。
今回は「造本解剖図鑑 ―紙から読み解く本づくりの極意」です。

先日「優れたデザインの書籍を堪能できる「世界のブックデザイン2007-08」展開催」という記事で世界のブックデザイン展について紹介しましたが、今回紹介する「造本解剖図鑑 ―紙から読み解く本づくりの極意」はブックデザインがどんな過程、どんな考え方で作られているのかが分かる一冊になっています。
詳しくは以下
この本は「DTPWORLD」で、約3年にわたり連載された「紙の不思議な話」「造本『解剖』図鑑」を完全収録したもので、数多くの書籍を手がけ装幀家・アートディレクターとして活躍されているミルキィ・イソベ氏が監修、デザインで出版された書籍です。
ただ単にブックデザインとはなにかデザインの善し悪しはといった解説本ではなく、デザインだけでなく、加工や、紙が与える印象や効果などをふまえながら数々の本を解説しています。カバーから、表紙、帯、見返し、本文用紙とかなり深いところまで解説されており、解剖図鑑という名にぴったりの構成になっています。
様々な本が実例として上がっていましたが、この本自体の解説も特別編として紹介されていて、実際手に取っている本の解説は非常に興味深かったです。

実例を交えたブックデザインの解説だけではなく、冒頭には、グレード分類や光沢と白色度、重さや、取り都合などなど、紙に対して基本的な知識が解説されています。また巻末には一部、紙見本も添えられていました。

ブックデザインに興味がある方だけにかかわらず、グラフィックデザイナーや紙媒体を扱うデザイナーにもオススメな一冊です。書籍はAmazonまたはワークスコーポレーションのサイトから購入することができます。
造本解剖図鑑 ―紙から読み解く本づくりの極意 /ミルキィ・イソベ 監修
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