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2007年05月28日

野村総合研究所-2012年までの「仮想世界ロードマップ」を発表

セカンドライフが騒がれ、家庭向けゲーム機PS3でも「PlayStation Home」も出現し、何かと盛り上がっている仮想世界。そんな仮想世界の今後を予測したロードマップが株式会社野村総合研究所から「2012年までの三次元仮想世界の進展を予測した「ITロードマップ」」という形でリリースされています。

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▲:実現済み △:予測

同ロードマップによると仮想世界ビジネスの本格化は2009年以降と予測されています。こんごどういった形で進展していくのか簡単に見ていきたいと思います。

詳しくは以下

■2008年までは、普及のすそ野が広がる三次元仮想世界
三次元仮想世界では、利用者によってUGCが作られて仮想世界全体のコンテンツ量が増えていくと、それが呼び水となって利用者が集まると考えられます。利用者の増加はUGCのさらなる増加を招き、その結果、利用者の拡大とコンテンツの増加の好循環が生まれやすくなります。これにより、仮想世界の提供会社は、大量の利用者情報を保有するマーケティングのフロントサイドとしての役割を担うようになると考えられます。仮想世界の黎明期にあたる2008年までには、三次元の特性を活かしたマーケティング手法や仮想世界内部でのビジネスの可能性が模索される段階と位置づけられ、おもに商品プロモーションや企業から消費者への情報提供など、実験的な活用が始まると考えられます。

今はこの段階ですね。現在は全てが実験的な感じがします。存在、運用ともに賛否両論もあり先があるのかないのか、まだ読めません。ただ個人的には新しいインターネットの形をかいま見ている感じがします。



■2009年から2010年に、三次元仮想世界を活用したビジネスが本格化
2009年から2010年にかけて、グラフィックス性能が向上したPCが普及し、消費者による三次元仮想世界の利用が進むと、仮想世界を活用したビジネスが本格化すると予測されます。これに伴い、仮想世界を活用した電子商取引の基盤構築とマーケティング手法の確立がこの時期に期待されます。従来のウェブサイトとは異なる顧客の導線設計や、顧客行動の分析手法などが検討されると考えられます。
さらに、ポルノやカジノなどの現実社会で規制されている産業が仮想世界でも拡大する可能性を考慮すると、仮想世界に対する法整備の検討が必要になると予測されます。

上記でも触れられているとおり、グラフィックス性能が向上したPCが必須だと思われます。現状では明らかに環境を選ぶサービスです。敷居が高すぎて気軽に参加し楽しめるような感じが全くしません。この問題は仮想空間の普及には外す事ができない問題だと思います。あとは各国を簡単にまたがるため、法整備はやはり重要ではありますが、ガチガチになると仮想空間らしさは失われてしまうかもしれません…。



■2010年以降は、消費者ニーズに応じた多様な仮想世界の誕生と並存
2010年以降には、三次元仮想世界をつくるためのサーバソフトのオープンソース化が進展し、誰でも仮想世界を容易に作ることが可能になると予測されます。それにより、消費者のニーズに応じて複数の仮想世界が並存する「マルチバース(Multiverse)」※3時代の到来が期待されます。マルチバース時代においては、利用者のニーズの違いに応じて多様な仮想世界が並存し、たとえば、自由なコンテンツの創造と流通を重視した仮想世界や、企業が提供する満足度の高い仮想体験ができる仮想世界などが考えられます。
企業にとっては、目的に応じて複数の仮想世界に参入することで、仮想世界の活用が広がると期待できます。また、仮想世界間でのコンテンツの再利用や仮想通貨同士の交換などの相互運用性が確立されていくと考えられます。

今のSNSのような形で、運営できるようになると言う感覚かもしれませんね。そうなると玉石混合、自然と淘汰が生まれより洗練されていくのかもしれません。ただ各所で危惧されているように、人が流れ込んできて実際に産業が生まれたとして、現実世界と変わらない現実世界の縮図が生まれてしまうかもしれないと言う事、それはユーザーが増えれば増えるほど可能性は高くなり、仮想世界でも現実世界と変わらない問題が発生してしまうという事がが起きるかもしれません。ただこの頃には仮想世界自体が現在の概念とまた違った形になっている可能性が高そうです。


あくまでロードマップなので上記のように進展していくのはあくまで予測です。現時点では否定される方もいると思いますが、個人的には仮想世界には発展継続していって欲しいと思っています。

※(UGC:User Generated Content)=仮想世界の内部で利用者によって作られるコンテンツ
※2 メタバース=三次元仮想世界が物理的には存在しない抽象的な世界であることから、現実世界を表す“Universe”に、「抽象的な」という意味を持つ接頭詞“Meta”を加えて作られた言葉。
※3 マルチバース=メタバースが複数存在する状態のこと。“Multi Metaverses”の省略形。

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posted by admin at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | secondlife
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